以前、火傷をした時の話。(★痛い話や気持ち悪い話が含まれている可能性があります。ニガテな方は読まないふりしてお読み下さい。)
以前、とある海のとあるお店で。
炭で、色々な海の幸を焼いて食べた時のこと。
焼けた大きな貝が、お皿の上でばかっと開いて、煮えたぎった大量の液体が臼井の足首に、
じゃーっ
とかかった。
かかった液体は靴下を一撃で通過。
うぎゃーっ
ということに。
幅4センチ、長さ7センチ程度、皮膚がペロッと剥けるくらいの火傷になった。
読んでて痛くなってきたあなた。ごめんよ、これは前振りだからね。
そんで。
お店の人に言ったら、おばちゃんが親切に塗り薬を持って来て、親切に塗ってくれました。
とても臭い、茶色がかった液体。
おばちゃんが作ったらしい、薬屋さんでは買えない薬。
おばちゃん曰わく、
『これさえ塗っておけば大丈夫だから。痕にもならずに綺麗に治るよ。』
との事。
実際、それを塗ってから(しばらくは異様にしみたけど)、痛みはほとんど気にならなくなったし。
で、いよいよ今日の、その時です。
おばちゃん曰わく、そのお薬の作り方。
1・生きたムカデ(=百足)を捕まえてビンに入れる(どうやら生きてないとダメらしい)
2・ムカデにサラダ油を注ぐ。
3・ムカデ暴れる→絶命。
4・半月以上(効果が強くなるのは1ヶ月以上)放置する。
5・ムカデが凄い事になって、凄い匂いになる。
魔女的。民間治療薬。
実際どういう仕組みなんだろか。
ムカデのどんな成分が、どんな風に火傷に効果的なんだろか。
凄い匂いになってるし、めちゃくちゃしみた所を見ると、何かとてつもない物質がムカデから出ているとしか思えない。
こういう、民間伝承的治療薬って・・・・・沢山あるのかな。
興味あるなあ。
そういえば子供の頃、鼻水が止まらないと母親に言ったら、
『ドクダミの葉っぱを丸めて詰めときなさい。あはははは。』
と言われた事がある。
母親が半笑いだったので(実は爆笑)子供心に信憑性が持てず、結局実行しなかった。
話は戻るけど。
あのムカデ油薬。
瓶に入れて分けてくれたんだけど・・・・・
まだ少し残ってるな。
嗅ぎます?