ドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』を見た。
前にBQ中村から話を聞いていて興味があったから。
まあ、ドキュメンタリー映画だから内容を書いちゃうけど、「ファーストフード(マック)だけを食べて1ヶ月生活するとどうなるか」という実験を監督自らが行うことを通して、現代アメリカの食について考えると言う内容だった。
1ヶ月で、大層酷い事になってた。肥満もだけど、腎臓・肝臓が壊れてドクターストップがかかったり、情緒障害みたいになったり、中毒症状が出たり・・・・・
面白かったのが監督の恋人で(あれ?奥さんだったか?)、猛烈なベジタリアンだった。実験までは監督も基本的には野菜中心の食生活をしていた様子。
極端だ。
臼井は肉も魚も大好きだから、ベジタリアンは正直理解できない。
急にワールドな話になるけど、今の地球上の食糧資源では、全人類が同じような食生活を送ることは出来ないそうだ。
平均的な日本人の食事を世界中の人がするには、地球上の食糧はすでに足りない。
例えば、マグロ・・・・・・(涙)
一年中トウモロコシや芋を食べてる人々がいるからなんとかなっているらしい。
草を食べてる動物を食べるのは、その動物が食べた膨大な栄養を食べる事だから、かなり贅沢。
肉や魚を食べることを三次栄養と言うらしい。(因みに、植物を食べることを二次栄養、植物は一次栄養を太陽や水や窒素とかから製造する。)
人間全部が植物しか食べなくすれば、(要するに食物連鎖の三角が一段減るからね)まだかなりもつみたいだけど。
そうなったらそうなったで、まあいいか。潔くマグロもあきらめよう(涙)
話を映画に戻すけど、もう一つ凄く気になった事がある。
子供に与える影響。
もちろん実験の例は極端過ぎるけど、体に悪いと分かっているモノを子供に食べさせる社会。しかも玩具やキャラクターで、積極的に子供を呼び込むように営業している。
ビジネスだから仕方ないのか。
従業員や社員にも子供がいるだろうに。
多くの物事は、拡大しておおげさになってゆくと、その実体や尺度、節度やモラルを失ってしまうのだなあ、と久しぶりに悲しくなった。
今の社会は煩雑過ぎるね。
なんだか今日は深刻な日記になっちゃった。
写真は一緒にDVDを見るちょうさん。
彼女は完全なるベジタリアンだけど、毎日愉しげだなあ。
臼井はいっそ光合成できるようになりたい。
・・・・・でもマグロは食べたい。